難問に取り組むコツは『問題の分割』
何から手につけて良いかわからない難問が、発生した際の考え方として、「難問に取り組むコツ」についてご紹介します。
「方法序説」(デカルト著、谷川多佳子訳)によると、「難問に取り組むコツ」は、「検討する難問の一つ一つを、できる限り多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること」とあります。
イメージしやすいよう、「国家公務員総合職になる」が難問だと仮定し、課題を分割してみると以下のようになります。
・官庁訪問を実施して志望省庁の面接を受ける
・官庁訪問の面接対策をする
・人事院の国家公務員総合職試験を受験し合格する
・総合職試験の二次面接の練習をする
・総合職試験の勉強をする
・総合職試験の参考書を買う
・総合職試験合格者に受験勉強のコツを聞く
・総合職試験の合格者を多数輩出している大学に行く
など
いきなりゴールを目指そうとすると何から手をつけて良いかわからない場合がほとんどだと思いますので、実現するためのプロセスを分解して整理すると、難問の解決の糸口が見つかるかもしれません。